目次
スーパーツィーターと音源について
はじめに
本ブログ記事では、これまでご紹介してきた高音質オーディオソースから、スーパーツィーターを付加して試聴した際に、特にその効果を感じて印象的だった音源を、ジャンルを問わず、リストアップしてみました。
スーパーツィーターの付加による効果と音源
スーパーツィータの再生帯域
スーパーツイーターは、機種にもよりますが、概ね5kHz以上の高音域を担当します。ピアノの最高音が、C8で約4.2kHzですので、担当する最低の音域でも、単音の音程としては人間には既に判別をつけがたい音、の領域となります。
機種によっては、最高で50kHz以上の再生帯域があるものもあります。なお、人間の可聴周波数帯域は、最も優れた聴力を持った人でも最高で約20kHz程度といわれています。また、年齢と共に、その能力は低下します。20kHz(のサイン波)の音を、大人の大多数は聞き取れないというのが実情のようです。
音の波形と再生周波数
ところで、すべての音の波形は、様々な周波数のサイン波を使って合成できますが、高い周波数の音まで再生できるということは、波形の再生精度が高いとも言えます。
速い立ち上がりの波形を形成するには、高い周波数成分が必要ですが、スーパーツイーターの付加によって、より再現性の高い波形の再生が可能となる、ともいえます。
これまで、試聴会などで、皆様に色々な音源を比較試聴していただいて、その評価結果をみてみると、単音での聴力検査的な高い周波数のサイン波は聴き取れなくても、立ち上がりの速さ、キレの良さというのは、どうやら聴き取れるのではないかと感じています。
今回ご紹介する音源の傾向
そのような意味では、特に豊富な倍音成分を含むバイオリンなどの弦楽器系や、基音は低い音程ですが、早い立ち上がりのバスドラムや、キレのよいベースの音などの再生にスーパーツィータが効果的であろうことが、想定できます。
ちなみに、今回ご紹介するのは、弦楽系のアンサンブルが2つとジャズ系の音源が4つとなります。
いずれも、優秀な録音で、音楽的にも評価の高いアルバムです。
スーパーツィーターのご紹介
今回の各アルバムの試聴に用いたのは、音工房ZのスーパーツィーターのZ501とZ502です。用いている材質やパーツなどで、それぞれバリエーションがあります。
Z501
タモ版
ウォールナット版
Z502
スーパーツィータのZ502を改定して、タモ版をリリースしてこちらを通常版としました。
従来のウォールナット版は、不定期の限定販売とします。
Z502タモ版の正面(左)と背面(右)
Z502 ウォールナット版(左)と タモ版(右)
Z502タモ版は、ショートホーン形状のエンクロージャーの材質を従来のウォールナットからタモ材に変更し、さらに内蔵のネットワーク部品のコイルとコンデンサをMundorf製からSolen製に変更した廉価版となっています。
音源集
1. Debussy・Ravel String Quartets / Carmina Qualtet
概要
カルミナ四重奏団(Carmina Qualtet)による、ドビュッシーとラベルの弦楽四重奏曲です。規格品番は[ COCO-73173]で、コロムビアミュージックエンターテイメントからリリースされています。
録音は、1992年2月にドイツのヴァン・ゲースト・スタジオで行われました。
カルミナ四重奏団は、スイスを拠点とする弦楽四重奏団で、1984年にスイスで結成されました。この録音当時のメンバーは、結成時と同じ次の4人です。
スザンヌ・フランク(第2ヴァイオリン);Susanne Frank (violin)
ウェンディ・チャンプニー(ヴィオラ);Wendy Champney (viola)
シュテファン・ゲルナー(チェロ);Stephan Goerner (cello)
リンク先
ピーク値の周波数特性
本アルバム2曲めの"ドビュッシー弦楽四重奏曲 ト短調 作品10 -II " の全曲のピーク値の連続データの周波数特性を、下図に示します。
図 1. " 弦楽四重奏曲 ト短調 作品10 -II " の周波数特性(Wave Spectra使用)
このアルバムは、興味深いことに、ドビュッシーの4曲が、互いにかなり似た形状をしているのが特徴です。30Hz 付近に大きな幅広いピークがあり、40-50Hzに広いディップがあります。あとは、全体的に録音レベルはやや低めですが、20kHzまで、しっかりと音が入っています。倍音が豊かです。
2. What Is This Thing Called Love ? / Richie Beirach Trio
リッチー・バイラーク・トリオ(Richie Beirach Trio) の " What is this thing called love ? " (Disc1)です。
下記リンク先では、これと、" Summer Night "(Disc2)との2枚組をベースにご紹介しています。
本2枚組は、ヴィーナス・レコード(VENUS RECORDS)から2016年にリリースされました。規格品番は、[ VHCD-1202 ]です。
なお、単体のアルバムは、通常版とSACD盤とがあります。" Summer Night "も同様です。SACD盤は、音質的には、一層期待できると思われます。
リッチー・バイラーク・トリオのメンバーは、次の3人です。
リッチー・バイラーク(Richie/Richard Alan Beirach:1947年5月23日-;ピアノ)
ジョージ・ムラツ(George Mraz:1944年9月9日-2021年9月16日;ベース)
ビリー・ハート(Billy hart:1940年11月29日- ;ドラムス)
各アルバムで、共に言えるのは、3人のインプロヴァイゼーションを支える音質の良さ。
中域のしっかりしたピアノのタッチ、極低域まで伸びたベース、バスドラ、そして空間を感じさせるハイハット等の高域。
リッチー・バイラークのHubrisなどの代表的なソロピアノ作品に感じられる、高域が特に印象的なきれいなイメージの音のつくりとは大分異なります。
これらの音の存在感がそれぞれの即興の音楽性をさらに際立たせているという印象を受けます。
本アルバムでは、次のようにセッティングして比較試聴しました。
①Z1000-Bergamo単体
②Z702-Bergamo +Z502タモ版(目盛り5)
③Z702-Modena+スーパーツィーターキット(1μF)
これらの3種類を並置し、随時切り替えることができる環境にして、聴き比べてみました。
リンク先
ピーク値の周波数特性
2枚めのDisc、”Summer Night "の9曲目、" Milestones "のピーク値の連続データの周波数特性を示します。
図 2. " Milestones " のピーク値の連続データの周波数特性
少なくも、低域については、Disc.1よりもDisc.2の方が優れた録音であるようです。再生限界が50Hz付近のスピーカーでも、録音の音圧が高いので、Disc.1よりも聞こえやすく、低域が豊かに感じると思われます。中域についても同様で、今回の構成では、ピアノの音がしっかりと太く感じられると推定されます。
高域についても同様です。管楽器や高域の弦楽器が無いケースとしては、かなり高い音圧を維持しています。これは、ピアノとシンバル、ハイハット等の打楽器音のシャープさにも繋がります。
とても良い録音と思われます。
3. AKOKAN / Roberto Fonseca
ロベルト・フォンセカ(Roberto Fonseca)の " AKOKAN " です。
enja(エンヤ)レーベルから2009年にリリースされました。規格品番は、[ VQCD-10131]です。
ロベルト・フォンセカは、1975年3月29日にキューバのハバナで生まれ、育ちました。父はドラマーのロベルト・フォンセカ・シニア、母は、プロの歌手のメルセデス・コルテス・アルファロです。
この”AKOKAN"(心から・・)で、フォンセカはライブ ショーのマジック、強さ、即興性をスタジオにもたらしたいと考えた、そうです。
その結果、本アルバムは、非常に周波数帯域が広く、特に低域側で、通常の測定範囲ギリギリである20Hz付近まで、-40dB以上の音圧で音が入っています。なかには20Hz台に-30dB以上のピークがある曲もあります。
また、本アルバムには、女性ボーカルと男性ボーカルが本アルバムのスペシャルゲストとして、クレジットされています。
4曲目の"Siete Potencias"(7つの力)は、ゆったりとしたマイラ・アンドラーデ(Mayra Andrade)のボーカルで始まります。
マイラ・アンドラーデは、その歌声にも現れているように、ベースは、ファドやブラジル音楽(サンバ、ボサノバ、ショーロ、、、)などのポルトガル語圏の音楽のようです。
11曲目の、" Everyone DeservesA Second Chance"で歌っているのは、ラウル・ミドン(Raul Midon)です。本曲では、ボーカルとギターで参加しています。
彼は、アメリカのニューメキシコ州で1966年3月14日に生まれました。未熟児で不適切な保育機の環境のため盲目となりました。
5歳でパーカッションを始めます。スティービー・ワンダーやジョニー・ミッチェル等の影響を受けたそうです。マイアミ大学でジャズコースを学んだ後、音楽活動を開始します。
広い帯域で録音されたラテン系リズムをベースとした各楽器の演奏、ロベルト・フォンセカの力強いタッチと印象的なフレーズのピアノ、そして男声と女声の情感を感じさせるボーカル。
下記リンク先では、Z702-Bergamo にスーパーツイーターのZ502を追加した場合の試聴結果を主にレポートしています。
リンク先
ピーク値の周波数特性
本アルバムの11曲目、" El Ritmo De Tus Hombros "のピーク値の連続データの周波数特性を示します。
図 3. " El Ritmo De Tus Hombros " のピーク値の連続データの周波数特性
本曲は、全体にドラムスの比率が高いのが特徴です。チャーリーとチョコレート工場で原住民が踊りながら出てくるシーンのように、タイコがドンドコドンドコとリズミカルに鳴り響きます。お祭りのノリです。ただ、結果的に得られるピーク値の形状を見ると、比較的穏やかな印象の4曲目の" Siete Potencias”とあまり変わりません。ただ、最低域の20Hz台での音圧はやや高いようです。
さらに高域側をみると、20kHzまでの測定域の全範囲で、-80dB以上の値となっており、録音されている周波数範囲が広いことがわかります。これは各楽器からの倍音成分が豊富だということを示しています。
フーリエ展開的には、立ち上がり速度の早さに関係する高い周波数成分を含む、とも言えます。つまり立ち上がりの速度が早いシャープな音が予想されます。
ちなみに、この対極は、例えばパイプオルガンの録音で、-80dB以上の音圧は10kHz以下程度となるようです。
このように、本アルバムでは、今回取り上げた曲以外も、低域側のピーク値の値は、-40dB 以上、また高域側は20kHz まで-80dB以上のことが多いのが普通です。
4. As Long As There's Music & The GOLDEN NUMBER / Charlie Haden & Hampton Hawes
チャーリー・ヘイデン(Charlie Haden)とハンプトン・ホーズ(Hampton Hawes)のデュオ、 " As Long As There's Music " です。
2022年がチャーリー・ヘイデンの生誕85周年になるのを記念して、2022年8月にUHQCD版として復刻、発売されました。規格品番は、[ UCCU-45050]です。
また、下記ブログでは、同じくリリースされた"The GOLDEN NUMBER"; [UCCU-45049]の一部もご紹介しています。
こちらは、チャーリー・ヘイデンと、各楽器のプレイヤーとがそれぞれ2人でプレイした録音を4曲収録しています。
ドン・チェリー(Don Cherry);トランペット&フルート、オーネット・コールマン(Ornette Coleman);トランペット、 ハンプトン・ホーズ(Hampton Hawes);ピアノ、アーチー・シェップ(Archie Shepp);テナー・サックス、の4人です。
なお、彼ら2人のバイオグラフィーについては、下記リンク先を御覧ください。
本アルバムは、結果的に、ハンプトン・ホーズの遺作と言っていい位置づけとなっています。
本アルバム以前のホーズのスタイルは、”並ぶもののないほどのスウィング感”、”ハーモニーへのユニークなアプローチ”、といった当時のビバップを代表するものでした。
それと、本アルバムは、プレイが全く違うのがわかります。
深みのある、融通無碍なタッチ、それでいてメロディアスで、時にリリカルでもあり、そして内省的なピアノの響き。これこそ、チャーリー・ヘイデンによって引き出された、新たなハンプトン・ホーズの実力と言えるかと思います。
今回は、シングルユニットベースのZ702-Bergamo に、スーパーツィーターのZ502タモ版を並列接続して試聴した結果を主にレポートしています。
また、下記2ケースとも聴き比べてみました。
① Z1+Z501(1.6μF)
② Z702-modena+スーパーツィータキット(1.2μF)Raise Up Off Meは
リンク先
ピーク値の周波数特性
本アルバム1曲目の" Irene " 、この全曲のピーク値の連続データの周波数特性を、下図に示します。
図 4. " Irene " のピーク値の周波数特性(Wave Spectra使用)
この図では、縦軸横軸を補完しています。縦軸が音圧で、0dB~-80dB、また、横軸が周波数で、20Hz~20kHzとなります。
本曲の録音は、カリフォルニア州バーバンクのケンドン・レコーダーズで行われました。
全体をみると、60Hz付近と100Hz付近をピークに、なだらかに左下がりの形状をしています。高音側は、10kHz付近で-80dBとなっており、それ以上では、急激に音圧が下がっています。-120dB のスパンで表示したほうがいいかもしれません。
低音側は、ベースの第3弦の開放弦であるA1に相当する55Hz付近のピークがかなり大きくなっています。また、43Hz付近まで-40dB程度の音圧がありますので、少なくとも約40Hz程度までの再生能力がほしいところです。
5. Brahms String Sextets / Belcea Qualtet, Tebea Zimmermann, Jean-Guihen Queyras
ベルチャ・カルテット(Belcea Qualtet)+2名による、ブラームスの弦楽六重奏曲第1番、第2番 です。規格品番は[ ALPHA-792]で、Alpha Clasicsからリリースされています。
ベルチャ・カルテットは、最近ですと、2022年10月に来日して水戸と東京でコンサートを行いました。
本アルバムは、2022年に発売された彼らの最新アルバムとなります。録音は、2021年3月、彼らの友人でもある演奏家2名を加えた6重奏曲です。
収録されている作品は、ブラームスの 弦楽六重奏曲 第1番 変ロ長調 Op. 18(第1楽章~第4楽章)と 弦楽六重奏曲 第2番 ト長調 Op. 36(第1楽章~第4楽章)です。
本アルバムの弦楽六重奏曲 第1番では、第1ヴィオラがゲストのタベア・ツィンマーマン、弦楽六重奏曲 第2番では、第1チェロをゲストのジャン=ギアン・ケラスが各々担当しています。
この6人は、2021年3月にコロナ禍の中、ヨーロッパ・ツアーを敢行しました。ルクセンブルクやハンブルクなどで大きな成功を収め、この録音に臨んだとのことです。録音はウィーンで行われました。
ハーゲン・カルテットのように、とても息の合った演奏でも定評のあるベルチャ・カルテットですが、本作品では、さらにヴィオラとチェロの名手2人が加わり、特に中低域のパートの厚みがどのように聴こえるか、オーディオ的にも、音楽的にも、とても期待のできるアルバムと言えます。
今回、シングルユニットベースのZ702-Bergamo単体と、これにスーパーツイーターのZ502タモ版を組み合わせた場合を試聴してみました。また、Z702-Modena+スーパーツイーターキットとも比較しています。
リンク先
ピーク値の周波数特性
本アルバム1曲目の 弦楽六重奏曲 第1番第1楽章 、この全曲のピーク値の連続データの周波数特性を、下図に示します。
図 5. " 弦楽六重奏曲 第1番第1楽章 " のピーク値の周波数特性(Wave Spectra使用)
この図では、縦軸横軸を補完しています。縦軸が音圧で、0dB~-80dB、また、横軸が周波数で、20Hz~20kHzとなります。
80Hz以上の周波数流域で、90Hz付近を最大として、なだらかに音圧が下がっていくような特性となっています。
興味深いのは、70Hz以下の領域です。60Hzで、大きなディップとなっていますが、それ以下では、普通の暗騒音にしてはやや高い音圧が、20Hzの測定限界まで記録されています。このような傾向は、他の楽章でも共通しています。
6. Deep Lee / Lee Konitz and Trio Minsarah
リー・コニッツ(Lee konitsz)とトリオ・ミンサラー(Trio Minsarah)により2007年9月に録音され、2008年に発売された " Deep Lee " です。
規格品番は、[ VQCD-10136]で、enja(エンヤ)レーベルのSHM-CDです。
本アルバムのプレイヤーは、次の4人。
リー・コニッツ (Lee Konitz): alto saxophone(1927/10/13-2020/4/15)
フローリアン・ウェーバー (Florian Weber) : piano(1977/11/11- ) / Trio Minsarah
ジェフ・デンソン (Jeff Dendon) : bass (1976/12/20-)/ Trio Minsarah
シヴ・ラヴィッツ (Ziv Ravitz) : drums (1976/1/10-) / Trio Minsarah
録音時点で、リー・コニッツは、79歳と11ヶ月、トリオ・ミンサラーのメンバーは、30-31歳です。年齢差が約50歳ということになります。
下記リンク先では、本アルバムをZ702-Modena(V6)に、スーパーツイーターキットを追加して試聴してみた結果をレポートしています。
” スーパーツイータを付加した結果、低域側のスピード感が増し、ベースのキレが歴然と良くなったのです。
このような経験は過去ありますが、ここまではっきりと感じたのが驚きでした。”
詳細は、下記リンク先を御覧ください。
リンク先
ピーク値の周波数特性
本アルバムのタイトル名でもある4曲目の"Deep Lee" 、この全曲のピーク値の連続データの周波数特性を、下図に示します。
図 6. "Deep Lee" のピーク値の周波数特性(Wave Spectra使用)
この図では、縦軸横軸を補完しています。縦軸が音圧で、0dB~-80dB、また、横軸が周波数で、20Hz~20kHzとなります。
本周波数特性のデータは、きれいに右下がりのパターンとなっています。
左側の白いカーソルで示したピーク付近は、53.8Hzで、それほど低くはありません。ただしピークの大きな値が、60-100Hz付近にいくつかあり、ドラムスとベースの存在感が大きいことが伺われます。
時間軸的には、本曲は、まずピアノで始まります。師匠のリチャード(リッチー)・バイラークを想起させるフロリアン・ウェーバーのメロディアスなトーンがリリカルに響きます。かすかに唸り声が聴こえます。
続いて、ミンサラーのメンバー3人の演奏になります。特に、重いベースが印象的です。ドラムスも絡み合い、3者が一体となる感じです。
3’45”あたりで、アルトサックスの登場で、世界が変わります。このピアノ+ベース+ドラムスの世界とアルトサックスの登場がスピーカーでどのように再生されるかが興味深いところです。
以上、6枚のCDをそれぞれの周波数特性と共に振り返ってみました。
関連リンク先
スーパーツィーターの設定値など
Z501
Z501と音工房Zの各スピーカーを接続する場合のコンデンサーの推奨値です。
Z502
Z502と音工房Zの各スピーカーを接続する場合のアッテネーターの推奨値です。
極低域の豊かな音源集 その 1
40Hz以下の極低域を含むような音源は、そもそも録音が良く、広帯域である場合が多いようです。
ここでご紹介した音源のいくつかは、スーパーツィーターを付加することで、さらに再生音が向上する可能性が高い音源が多いと思われます。
まずは、その 1へのリンク先です。その2,その3などもあります。
オーディオ愛好家のためのサブウーファーとは その1
これは、パッシブ型サブウーファーの接続方法についてのブログです。
サブウーファーは、その用途として、映画のサウンドをフォローするためのマルチチャンネル方式や、カーオーディオ用が、市場としては主流です。
一方、ここでは、オーディオ用としてのサブウーファーシステムについて、検討してみました。
パッシブ型サブウーファーの駆動方法について
デジタル方式のローパスフィルターとD級アンプとの組み合わせでサブウーファーを駆動する例を示しました。
音響パネルの使いこなしについて
音響パネルZ103Aのレイアウトによる音の聴こえ方について検討してみました。