今日はZ600-Cannonball100をフルレンジ1発から発展して、低域をサブウーファーで補う方法とやり方を解説してみたいと思います。前回にサブウーファー用のアンプについて書きましたが、それと弊社のパッシブサブウーファーを使った接続について書いてゆきます。

これまでの記事はブログに上げておりますのでこちらも参考にしてみてください。

https://otokoubouz.info/category/z-products/z600-cannonball-100/

 フルレンジ1発で鳴らした場合のレビューを書きましたが、やはり1発の小型バスレフ+フルレンジ1発だと低域が少なく、様々な音源に対応するには少々無理がございます。一般的なマルチウエイと同等のバランス感にするにはサブウーファーの追加は必須だと思ってください。

 フルレンジ信号には何も手を加えずに、サブウーファーにだけアンプのフィルターで高域カットをしてやることで、鮮度と生きが良い高域はそのままに低音増強する方法になります。

フルレンジ+サブウーファー 1発

 最も簡単な構成がサブウーファーをど真ん中に1つだけ設置する方法です。利用するサブウーファーは弊社のものでなくても構いません。弊社の商品は↓↓になりますが在庫切れが長く続いておりすみませんが、年明けには再開できる予定です。

【Z】パッシブサブウーファーキット1つ
https://www.amazon.co.jp/dp/B09GFHSML7?ref=myi_title_dp

 ピュアの2chオーディオで高品位なサブウーファーを使われる方は、左右にそれぞれサブウーファーを設置するパターンが多いのですが、1つでも大違いです。まずはここからお試しいただけたらと思います。FOSI AUDIOのBT30Dを使った場合の配線は↓のようになります。

 サブウーファーのクロスと音量はメインボリュームの音量によって変わってくるので一概に言うのは難しいのですが、まずは全てのつまみのスイッチを真上の12時にもってくるところからスタートしてお好みで合わせていただければと思います。

 サブウーファーのクロスと音量を上げすぎると、スピーカーユニットの振動が強くなりすぎると底づきをして異音がします。異音がでたら音量上げすぎだと思って、ボリュームを下げてください。

フルレンジ+サブウーファー 2発

 皆様には是非こちらにチャレンジしていただきたいです。こちら弊社の商品ですと13センチ*2発のZ506-Livornosubを使って実験しましたが凄い低音をだしてくれます。

Z506-Livornosub
https://otokoubouz.com/z500/506subwoofer.html

 30Hzくらいは余裕でだしてくれている感じですから、一般家庭で使うにはこれで十分かと思います。余談ですが、こちらZ506-Livornosubは来年前半に少し改定してお求めやすい安価なMDF版をAmazonからだそうと思っています。現状のホワイトバーチの値上げが半端ないので、バーチを使ったラインナップは一旦終了してMDF版に移行したいと思います。

 サブウーファー2発で使う場合の配線図は↓になります。プリアウトできるアンプなら可能ですが、FosiaudioのBT30DとM0-3を使った配線です。

 BT30Dからプリアウト信号を2つのサブウーファーアンプに分けるケーブルは↓のようなものがおすすめです。 

http://tinyurl.com/2p9j52p5

 2発使いの場合も、1発と同じくクロスやサブウーファーボリュームはメインボリュームによって大きく変わるのですが、1発の場合と同様12時あたりにセットして調整をしてください。1発に比べて2発のほうが量感や伸びが多いのは当然ですが、それ以上に音が自然でサブウーファーで無理に伸ばしているという感じがしません。余裕が感じられる音になります。youtubeだと差がわかりにくいかもしれませんが、比較して聞いてみてください。

 

サブウーファーなし

サブウーファー1つ(13センチ1発・中央)

サブウーファー2つ(13センチ4発・左右)

 サブウーファーは13センチ1発を真ん中に1発と左右2発の合計4発を試しました。今日紹介したFosiaudioのBT30D+サブウーファー用のアンプM0-3を使えば、メインとサブウーファーの音量調整をできるのでバランスをあわせるのは容易にできるかと思います。このシステムは簡単でおそらくコスト的に安価に作れるものかと思いますので万人におすすめできる方法として紹介いたしました。

 これより少し複雑になる方法として、とデジタルチャネルデバイダーを使う方法とLCRを使う方法とがあります。デジタルチャンデバとLCRは中級者以上向きになるかと思いますので、次回にZ-ergamoを使った1例をお伝えさせていただこうと思います。

 

【Z】点音Z600-Cannonball 100 
https://otokoubouz.com/z600tenon/cannonball.html

 

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