Z508-Woofer1400の紙の取説をベースに、紙面の関係で書ききれなかった点を極力詳細に解説し、動画で説明したほうがわかりやすいと思ってところは動画で解説しています。

 Z508-Woofer1400の購入者様は取説よりこちらのほうが詳しく解説していますので、製作時には必ずご確認いただきますようお願いいたします。

 Z508-Woofer1400を購入検討していただいている方や、自作スピーカーを組むコツを知りたい方は参考になる点があるかと思いますので最後までご覧ください。

 

(1)仮組し、各部材の大きさ、嵌めあいなどを確認して下さい。集成材で大型サイズのため材の反りや収縮で±1mm程度誤差が生じることがあります点はご了承ください。

 

(2)背板側にあたるインナーバフルにフランジ付きの鬼目ナットを六角レンチでつけてください。バフル側のインナーバフルには鬼目ナットはとりつけません。締めつけすぎるとネジ穴がバカになる可能性がありますので、フランジが底面まで到達したら回転を止めてください。インパクトドライバー等でしめるのはおすすめしません。

 

(3)本スピーカーの組み立てイメージになります。片方のインナーバフルにだけフランジのついている鬼目ナットをつけます。背板の穴はボルトが貫通して、本体のインナーバフルについた鬼目ナットと合体します。バフル側はバフルの背面にフランジのついていない鬼目ナットをとりつけ、インナーバフルはボルトが貫通して本体と合体します。

MDFインナーバフルは4枚入っていますが、全く同じものです。上下対象、左右対称ですので、表裏・上下のどちらの方向を使っても大丈夫です。

 

(4)インナーバフル、天地板をボンドで接着します。鬼目のフランジがボックス内側に来るように注意してください。4箇所同時に接着してますが、1箇所づつでもOKです。ずれないように接着する方法を動画にしましたのでご覧ください。

 

4箇所の接着を終えたスピーカーボックスに、接着時に多少の凸凹ができてしまったときの修正方法を動画で紹介しています。

 

(5)片方の側板を接着します。クランプを10本ほど使いました。足部分のパーツを下敷きにするとクランプしやすいです。クランプの数は難しいですが、10本は最低限の数です。理想的にはたくさんあるほうがキレイに接着できます。片側の側板の接着の動画をノーカットで作ってみましたのでご覧ください。

 

(6)補強板のホゾに接着剤を入れます。補強板は天地版と同じ木目方向に入れてください。側板を2枚接着してしまうと、補強板がはいらなくなるのでご注意ください。補強板とインナーバフルには1mmほど隙間があります。

「一方の側板接着→補強板を入れる→もう一方の側板接着」の順番でお願いします。

補強板は縦と横のサイズが近いので、入れる方向を間違いないようにしてください。入れる方向は↑の写真のような木目向きです。(天地版と同じ木目です)。入れたときに、↓のように上部に板が突き出ます。

 

 

(7)もう一方の側板を接着します。

 

(8)天板の丸い補強材は付属ビスで、オプションのバーチ補強材を購入された方は適当な間隔で側板・背板にボンドで接着します。

写真の取り付け位置は↑の図面のようになっています。取り付けの際の参考にしてみてください。お客様によってダクト位置等をカスタマイズされている場合もあると思いますので、それらにぶつからないように配置をしてください。 

 

(9)吸音材を取り付けます。タッカーを使うと良いです。補強材部分にはかからないようにして余った部分ははさみでカットしてください。タッカーのおすすめはこちら

 

(10)バフルにフランジなしの鬼目ナットを六角レンチでとりつけ、ボックス内側からインナーバフルを介してボルトでとめます。

 

(11)本体とバフルを合体。鬼目とボルトの取り付けにはインパクトドライバー等の電動ドリルは使わずに+ドライバーで手動でしめてください。万が一嵌合が悪い場合は無理をせず、予備のものに交換してください。

 

 

天板とバフルの部分は補強材が邪魔をする場合は、写真のようなラチェットドライバー等でしめると良いです。

 

(13)背板もバフルと同じく+ドライバーでしめます。ユニットとダクト、内部配線を取り付けて完成です。

(14)足をくみます。パーツをボンド&クランプで接着します。長さと組み方を間違えないようにご注意ください。

 

(15)本体と足の接合パーツの配置。40mm30mmの面を写真のように配置してください。大きな丸穴が見える2面を写真のように配置してください。小さい丸穴の2面が隠れます。

 

(16)パーツの取り付けは、ボンドとクランプで取り付け、少し固まったらビスでとめます。

 

(17)スピーカーをひっくり返し、背板と足はつらにぴったりつけ、左右の隙間が10mm程度になるようにして、ビスで8箇所とめます。ボンドを併用する場合はバフルと背板にはボンドがつかないようにご注意ください。

 

本体と足の設置イメージは↑のようになります。(天地をひっくり返して、真上からみたイメージです)足は背板だけ面一で、残りは約10mmづつ内側に配置します。

(18)

キャスターを利用の場合。まず50*90のパーツをボンドとビスで接着します。次に厚み増しのパーツ(90*90)を上にボンドで接着します。車輪径φ50のものがあうかと思います。

 板が割れる恐れがありますのでキャスターをつける位置は縁から10mmづつ離してください。木ネジより、0.5mm小さいドリルで下穴を必ずあけてください。例えばφ4mmの木ネジを使う場合、φ3.5mmで下穴をあけてください。

 

 

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