Z503-Woodhorn1のおすすめコンプレッションドライバー第2弾。新興メーカー編です。

(5)B&C SPEAKERS DE250-8
(6)SB-AUDIENCE BIANCO-44CD-PK
(7)SB-AUDIENCE BIANCO-44CD-T
(8)PRVA-AUDIO D290Py-B
(9)PRVA-AUDIO D280Ti-B
(10)Beyma CD10FE/N

6機種ありますが、ランキング3位まではしっかり書いて、残りの3機種はさらっと書きたいと思います。前回は有名どころのドライバーを4つ紹介しましたが、今回はおそらく皆様聞いたことがないメーカーばかりかと思います。1位から順番に紹介します。

 

1位 SB-AUDIENCE BIANCO-44CD-PK

 激安ドライバーの中で最も良い評価のドライバーがこちらでした。こちらを基準に他のドライバーのレビューを書きます。前回トップだったJBL4320と傾向は全く違うけどブラインド比較したら、果たしてJBLを選ぶのかこちらを選ぶのか迷いそうです。

 振動板が金属系でなく樹脂のようで耐久性とかは?ですが、高域帯域で耳につく帯域は皆無でとても聞きやすかったです。ピアノ系や、サックスといったジャズ系の楽器やボーカル系もオールラウンドにこなせます。聞きやすい音質でありながらホーンの独特の押出の強さもあり実に素晴らしいです。

 振動板の素材はポリエーテルエーテルケトンという樹脂素材です。音としては同じ樹脂素材のZ-Modenaに似た感じです。こちらは横浜ベイサイドさんでペア2万円でした。

 こちらユニットの取り付けが3穴ではなく4穴タイプなので、弊社のZ503では穴を改造しないとはいらないのが残念なところです。お客様からの評価が良かった場合は、4穴タイプのアダプターも別売しようかと思ってしまうほどのものでした。SB-AUDIENCEはホーンドライバーを調べるまで私も知りませんでしたが、インドネシアのメーカーのようです。

 

2位 PRVA-AUDIO D290Py-B

 こちらは1位との僅差です。もしかしたら同率で1位といって良いかもしれません。次回のブラインドテストでもう少し深掘りします。こちらは私は前回紹介したパーツエクスプレスさんで2購入しましたが、先程調べてみたら日本のAmazonでも普通に販売されていました。価格はパーツエクス
プレスさんのが安いようです。

アマゾンの中でも評価も結構高いのも頷けます。
↓↓↓
https://tinyurl.com/2p8ub3k5

 ※amazonの仕様上売り切れになると「D290Py-S」だけが表示されますが、Z503に合わせて使えるのは「D290Py-B」ですのでお間違いなさらないようにしてください。PRVA-AUDIOも聞いたことがありませんでしたがブラジルのオーディオメーカーのようです。

 こちらは振動板にポリイミドといわれる樹脂素材が使われています。1位と2位ともに樹脂系のものになりましたが、音は金属系のものとは違いまして癖が少なく滑らかな音が特徴に思いました。

 昔のコンプレッションドライバーの素材は金属系が大半だと思います。1インチを使っている人はぜひランキングの1位、2位のドライバーもご利用いただいて評価を教えていただけたら幸いです。

 1位のBIANCO-44CD-PKと、2位のD290Py-Bを比較するとほんの若干ですが、1位のもののほうが聴感上の癖が少なく後日紹介する特性も綺麗だったためこのようなランキングとなりました。好みもあると思うので、次回高級ドライバーとも合わせてブラインド比較をして再検証してみたいと思います。

3位 SB-AUDIENCE BIANCO-44CD-T

こちらはSB-AUDIENCE社のBIANCO-44CD-PKと同じシリーズの振動板がチタンのドライバーです。音は明るいトーンではなく暗めな感じで、若干高域に尖った部分があるのを感じました。しかし、高級ドライバーでも多かれ少なかれ高域には癖がありますので、このクオリティーで15000円だったら十分かと思います。

 

B&C DE250-8

 個人的には+5000円で1位のPKのほうが好みでした。残りの3機種はランキング外となったため、
簡単に紹介します。

 パワー感があり押し出し感が強く、ホーンを実感させるドライバーです。高域に癖を感じる部分がいくつかあるのが残念な点です。

 ウーファーとの繋がりは悪くないが、もう少し解像感あると尚良いかと思いました。パーツエクスプレスでの評価が良かったから購入してみたのですが、ランク外となりました。

 

Prv Audio D280Ti-B

チタンユニットではありますが、聞きやすい音です。

若干高域に尖った点がきになりました。解像度の点でBIANCO-44CD-Tのが上になりました。コスパは素晴らしく良いです。

 

Beyma CD10-FeN

ホーンの力強さはあるが、どうしても高域の1~2KHzあたりの尖った部分が気になってしまったユニットです。

ネットワークをつめればもう少しよくなるとは思いましたが、、、

おわりに

 今回は安価なドライバーを中心にランキング形式で紹介しましたがいかがでしたでしょうか?次回は老舗ドライバーと安価な新興ドライバーの中から評価の高いドライバーを選択して、音工房必殺技の社内ブラインドテストを実施します。10機種の周波数特性も後日ブログに掲載したいと思います。

 次回でウーファーとコンプレッションドライバーのレビューを終えましたら、ネットワークを詰めましてシステム例をいくつか紹介したいと思い、使いこなしは一旦終了します。全くはじめての方はそのシステム例を参考にシステムを構築していただけたらと思います。

Z503-Woodhorn1
https://otokoubouz.com/z500/503woodhorn.html

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