1インチウッドホーンを使ったシステム概要

Z503-Woodhorn1
https://otokoubouz.com/z500/503woodhorn.html 

今回の1インチウッドホーンシステムですが、上級者の方はすでにご自身のドライバーやウーファーシステムに入れてネットワーくの設定もされているかと思いますが、このシリーズで紹介する使いこなしは、初心者の方の指針になればというものです。

 かくいう私自身もホーンや大型ウーファーは初めてですので、必死に本やWEBで勉強しリスニングルームでテストして良かったと思うことを書いております。

 ホーン一筋50年というような方もおそらく読者様の中にはいらっしゃると思います。使いこなしの参考になるアドバイスや、私の記載に誤り等ございましたらご指摘いただけたら幸いでございます。おそらく、私が考えるよりうまいシステムにまとめ上げる方も多くいらっしゃると思います。

 Z503を使ったご自慢のシステムを作られた方は是非ブログ等でも取り上げさせていただきたく思いますので、ご一報いただけたら幸いです。フロントロードホーンは価格が高かったり、専門用語が多く初心者にとって敷居が高かいものだったかと思います。ホームページにも書きましたが、Z503-Woodhorn1はこれまでのキット商品と比較すると中級者向きかもしれません。

 ウーファーやドライバーネットワークの情報もこれから配信しますので、初心者の方がお楽しみいただけるものにしてゆきたいと思います。これから配信する予定のコンテンツは変わるかと思いますが、次のような使いこなしコンテンツを考えています。6月から7月にかけて配信予定です。今日はその1を配信しています。

1 1インチウッドホーンのシステム概要
2 ウーファーは38センチを使うか?30センチを使うか?
3 おすすめ 1インチコンプレッションドライバー1(高額) 
4 おすすめ 1インチコンプレッションドライバー2(中位)
4 おすすめ 1インチコンプレッションドライバー3(安価)
5 おすすめ 30センチウーファー1
6 おすすめ 38センチウーファー2
7 おすすめ スーパーツィーターと接続
8 LCネットワークとデジタルデバイダー
9 おすすめ システム1 金に糸目をつけない 100万コース
10 おすすめ システム2 最強のコスパ  10万コース

 

帯域分割

まず、1インチウッドホーンの帯域分割は大型ウーファーとホーンの2wayが最も一般的です。

 弊社の1インチホーンですと測定上は800Hzあたりまででますが、クロスをさらに下げるとバランスが一気に悪化します。新井先生の書籍にも2インチホーンは2wayから4wayまで分割のパターンが複数ありますが、1インチはだいたい1KHz~2KHzあたりでウーファーとホーンがクロスするようです。

 スーパーツィーターは2way+スーパーツィーターというパターンをとるか、5KHzあたりから上をカットして3wayのような形もありえます。スーパーツィーターは100dB/Wクラスの能率の高いものが必要になります。

 コンプレッションドライバーの低域カットは安全のため、12dB/octを利用を強く推奨します。

 

コンプレッションドライバー

 1インチのものを利用します。最も音への影響が大きいアイテムになります。取付穴はだいたい共通なので付属のアダプターでだいたい行けるかと思います。

 有名なのはJBLやTADですが、JBLなどは中古入手が基本になります。新興メーカーの安価なものも多くでてきています。

 音工房ではすでに10機種ぐらいをテストしましたので、今後価格帯別のおすすめなどを書いて配信してゆきたいと思います。

 

ウーファー

 ウーファーは高いコンプレッションドライバーの能率合わせからゆくと、38センチ1発。もしくは30センチ1発が候補になります。今回はこの2つのパターンでテストしてみたものをレビューします。

 将来的には25センチ2発。20センチ2発なども実験してみようと思っています。次回はこの2つのウーファーボックスの容積やダクト、音の傾向等を書いてみようと思います。

Z503-Woodhorn1
https://otokoubouz.com/z500/503woodhorn.html

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