Z600-Cannonball 100の紙の取説は紙面が限られているため必要最低限のことしか書いていませんが、こちらのページではより詳しく説明をしています。購入者様は綺麗に接着するためページ内の動画は必ずご確認ください。

 

 商品が到着しましたら、パーツ一式、同梱部材に不足がないかをご確認ください。

 ドーナツ状のリングの接着部分については商品仕様に記載させていただきましたが±0.5mmの精度のため、接着部分は完全には一致しない場合もあるかと思います。接着時にはできるだけ同心円状にはみ出さないように接着し、精度ズレや接着ズレは最後に研磨をお願いします。

 接着は片方のchに5つの部材を接着しますが、接着は1度に全て行うとズレて接着されてしまい、失敗するリスクが大きいので1つづつ行っていただくことを強く推奨いたします。MDFの表面同士の接着は思ったよりか滑るので動画の方法を参考に慎重に行ってください。

 

 まず、写真のような(A+B)の接着を2組作ります。続いて片方の(A+B)にCのパーツを接着してお椀を2つ作ります。最後に(B+A)+(A+B+C)を接着します。接着順番は変えていただいても構いませんが、接着は1つづつ丁寧に行ってください。

 

上が接着の注意点の動画です。10分ほどの少し長い動画ですが購入者様は必ずご覧ください。一つのパーツの接着を実演しています。概要を言いますと、①クランプを圧力をかける前に位置決めに約30分②中央のクランプだけに軽く圧をかけて10分③最後に5本のクランプ全てに圧力をかける

動画の補足1 接着のための金属部分のパーツはオプションで販売することにいたしました。

動画の補足2 タイトボンドタイプ1はこちら。乾燥が早いタイプです。

動画の補足3 動画で使っているナットはボルトのどの位置からでも、締め外しができるマジックナットです。こちらは付属のボルトにはついてきませんので、別途Amazonでご購入頂く必要がございます。

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 動画の補足4 言い忘れましたがナットを締める時は、もう片方の手でシャフトを握って空回りしないようにしてナットを締めてください。

 

 全ての接着を終えたら、上の写真のようにセンター部分のクランプだけしめて固定すると研磨用の固定治具として使えるのでおすすめです。

 

 研磨はズレが小さい場合は、スポンジ状の研磨パッドに#120くらいのサンドペーパーをつけて極力R形状を崩さないように研磨してください。研磨用パッドはAmazonで売っているものを参考にあげておきます。

 

 ズレが大きくて手作業では目地がとれない場合は、サンダーマシンを使うと早く加工できます。マシンを使う場合はR形状が崩れやすくなりますのでご注意ください。なるべく手を止めずに、R形状を描くように動かして研磨してください。

 

ベースに付属のM8の鬼目ナットを六角レンチで取り付けます。

 

スパイクにワッシャーとボルトを取り付けて、鬼目ナット部分にしめます。

 

 ボルトの高さは後にスピーカーを置いた後に微調整しますので、最初はボルトを強く締めないで固定すると良いでしょう。位置が決まったら最後にボルトをスパナーで強く締めるとスパイクの傾きが垂直に近づいて固定されます。強く締める時は↑の写真のように反対側からスパイクの底面方向に六角レンジで固定すると良いです。(V1.1よりベースは小型サイズに変更しています。)

 

ベースができあがったら、ベースの頭に付属の傷防止のキャップをつけてください。

 ターミナルとダクトをとりつけます。ターミナル部分は外観からは見えない内側部分加工時に機械に固定する釘跡がある点ご了承ください。写真はわかりやすいように、パーツ単体で示していますが、この時点では本体と合体しています。

 

 ターミナルは写真のように、ターミナル挿入後に順番に、①ギザギザワッシャー②ナット③L字型の端子④ナットの順番になります。ギザギザワッシャーは1本に2枚入っているので、1枚は不要になります(③と④の間に使っても構いません)。

 ターミナルと①と②を入れた状態でターミナルのケーブルを入れる穴向きを揃えます。そしてターミナルが動かないように強めに締めてください。手を箱の中に入れての手探り作業になるため、強く締めるには次の写真で示す六角ソケットを使うと強く閉まります。

 ③に内部配線用のケーブルをつけてから取り付けます。端子は少し大きめですが、250サイズのファストン端子であれば使えます。ファストン端子を使わない場合は、③の端子に内部配線のケーブルとはんだ付けを行ってください。

 

 ターミナルの取り付けはスパナやラジオペンチでもできなくありませんが手探りでやらないといけいないため少々苦労します。どうしてもうまくいかない方は写真の「対辺8mmの六角ソケット」を使うと簡単にしめられます。Amazonリンクはこちら。こちらはインパクトドライバーは入らないので利用せず、単体でボックスの中に手を入れてご利用ください。

 

 今回のスピーカーは利用できるユニットが固定されていないため吸音材は商品に含んでおりません。フェルトミクロンウール等をボックスの内側に適宜いれてください。入れ方は写真のように円柱形状でボックスに入れダクトの通り道を塞がないようにすると良いです。

 

10センチのスピーカーユニットは内部配線を結んで、ユニットをとりつけます。フルレンジの接続は赤い端子とスピーカーのプラス、黒い端子とスピーカーのマイナスをスピーカーケーブルで中で結びます。

8センチ/6センチのスピーカーユニットを使う場合は、付属のサブバフルとネジをご利用ください。固定のネジ穴位置はFOSTEXの10センチのネジ穴位置に合わせてあります。

 

スピーカーはベースにセットして高さや角度をお好みで調整してください。4点のスパイク高さをうまく調整すれば大きなガタツキはないと思いますが、紐でベースと結ぶと耐震対策に一定の効果があるかとおもいます。

V1.1よりベースのサイズを小型に変更し、マジックテープを付属しています。マジックテープの粘着テープがついているほうを、ベース下部に貼り付けてください。

 

 

 

付属のマジックテープを貼り付けてください。

上下を反転させて、マジックテープをひっぱりながらくっつけてください。
V1をご購入いただいたお客様で、V1.1の小型ベースとマジックテープをご希望の方は安価に販売予定ですので、ご連絡ください。

 

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