Z503-Woodhorn1の使いこなしはまだやりたいことが沢山ありますが、本日をもって一旦終了とさせていただきたいと思います。今後は試聴会でのブラインドテストや、他のスピーカーとの比較レビューで引き続き書こうと思います。
長々とウーファーや、ドライバー、ネットワーク、についてくどくどと書いてきましたが、、はじめての方は今回のシステム例を参考にシステムを組んで見ていただけたらと思います。箱の容積、ダクト、ネットワークの推奨値を1枚のPDFにまとめて書きますので、初めての方はこのまま作っていただいてあとはお好みで変えていただけたらと思います。（こちらは現段階でのベストと思う数値ですので、今後試聴会やブラインドテストなどでさらに良いものにブラッシュアップしてゆこうと思います）
最初に迷うのが38センチウーファーにするか、30センチウーファーにするかというところかと思います。どちらでも鳴りますが、２つのウーファーボックスでユニットをいろいろ変えて比較してきた結論としては弊社の1インチウッドホーンには30センチのほうが全体のバランスに良い印象がありました。
そのため、音工房では30センチのウーファーボックスキットを近いうちに販売予定です。Z503-Woodhorn1と同じアガチス版を販売予定ですのでそちらをお待ちいただけたら幸いです。ペアで6～7万円台代を予定しています。
まだできるかわかりませんが、あまりに多くの方から2インチのウッドホーンのキットのご要望をいただております。38センチウーファーキットはそちらが実現できたら販売検討したいと思っています。そのため、38センチの自作キットは出せるとしてもかなり後になりますので、ご承知おきいただけたら幸いです。
目次
自作例1 JBL
JBL2420 (38センチウーファー）＆JBL2420（1インチコンプレッションドライバー）
JBLのドライバー、ウーファーの特徴は味付けの少ないバランスの良い音です。ホーンドライバーや大型ウーファーの老舗ブランドといっても良いでしょう。中古での入手になるのが最大のネックかと思います。ここで私がお勧めしている機種等はJBLはメーカーとしては修理を受けてくれないため、サードパーティーに依頼する形となります。 おそらくウーファーのウレタンエッジが新品のものは皆無で、どこかでエッジの張替えをされたものが出回っていることと思います。
JBLというブランドにこだわりのある方は修理して使うといのも手ですが、ウーファーだけはdaytonやfaitalproをパーツエクスプレスさんやコイズミ無線さんで購入してドライバーの2420だけ中古というの一つの手かと思います。
音工房でテストして良かったと思うボックスとネットワークのこちらをご覧ください。
https://otokoubouz.com/melmaga/2023/jbl.pdf
自作例2 TAD
TAD TL-1601a (38センチウーファー）＆TAD TD-2001（1インチコンプレッションドライバー）
TADはご存知かと思いますが、パイオニアのプロ用高級ブランドです。現在でも超高額ですが、大型ウーファーやドライバーの販売を行っています。1インチドライバーと38センチウーファーで多分100万は超えてしまうくらいの価格です。ベリリウムの振動板とかを使っていまして、音はまさにハイエンドの音です。
TADは人気のあるブランドですので、資金に余裕のある方は新品を購入しても中古で手放す時もそこそこ価値が残るとは思います。しかし少々お高いですね。ここで紹介している機種は中古になりまして、１世代前のものをオークションで購入しています。10年以上前のものと思いますが、ウーファーとドライバーでセットで20万近くしています。音工房でテストして良かったと思うボックスとネットワークは↓下をご覧ください。
https://otokoubouz.com/melmaga/2023/tad.pdf
自作例3 DAYTON AUDIO
DAYTON AUDIO DSA315-8 (30センチウーファー）＆PRV Audio D290Py-B （1インチコンプレッションドライバー）or SB-AUDIENCE BIANCO-44CD-PK
最後は音工房でウーファーキットを出す予定の元になった試作箱です。※販売するウーファーキットの図面は全く同じものではありませんが、容積等は近いものになると思います。
こちらはコストパーフォーマンスに優れていながら、高級ブランドに勝つことを目的とした商品を載せています。ウーファーとドライバーで5万円程度でいけるのが魅力です。
今後試聴会等でお客様に聞いてもらいながらさらに仕様を詰めてゆきたいと思います。現時点でのベストは↓↓です。
https://otokoubouz.com/melmaga/2023/dayton.pdf
Z503-Woodhorn1
https://otokoubouz.com/z500/503woodhorn.html
