FE166SはFE166Σのスーパーバージョンで1990年ごろに限定販売されたユニットです。FE166superは長岡先生のD33を推奨機種として設定している。このD33はD55の弟にあたり形もだいぶ似通っている。D55はあれほど多くの人が作っているのにD33はさほど作っている人をみかけない。ユニットの進化に合わせD33はその後D37に、D55はD58に進化している。

 音は一度D-37に入れて聴いてみたが168SSを想定して作ったD-37ではホーンロードがかからず低域が若干腑抜けた感じというか、しまりのない感じになってしまった。FE168superはやはり専用のD33で作って聴くのが正しいのだろう。FE166superとFE168SSでは中高域の特性はデーター上変わらないし、聴感上ほさほど違いは感じなかった。最も違うのはやはり低域部分。スペックを見ると

 FE166S(1990年)FE168SS(1997年)
周波数帯域50hz~20khz60hz~25khz
Q00.30.23
M06.3g8.0g
マグネット重量1067g2180g
総重量3.0kg4.37kg

 最も注視すべきはQ値とマグネットの強さ。D33は作ってないからわからないが低域の歯切れと伸びは168SSのD37がやはり上だろう。もしD37にFE166superを使うのであれば空気室を木片で埋めるなどしてやれば低域はマッチするだろう(スロート断面積は同じなのでいじらないでよい。)ちなみにD37の空気室は5.4L、D33は空気室3.9L。

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